[P.40]
[PP.40-42]
第二に、恐ろしいことに、カイルは私たちと一緒に客席に乗ることはできませんでした。彼は荷物として積み込まれなければならなかったのです。荷物室にはエアコンがついているので、少
なくとも彼が凍死することはなさそうでした。私たちは、せめて彼のカゴが吠える犬の隣に置かれないようにと願うばかりでした。
しかし、最悪だったのは、カイルがオーストラリアに着いたときに、何か病気を持っていないかどうかを調べるために、30日もの長い期間、検疫所に留められる必要があったことです。農業国として、オーストラリアは動物の輸入に関しては極めて厳しいのです。例えば、ある国々から輸入された猫は、120日もの間検疫所に滞在する必要があります。
[P.42]
私たち3人は再び、メルボルンの郊外に借りた家で一緒に幸せに暮らし始めました。トシは平日は教師の仕事に出かけ、その間私は家で雑誌向けのエッセーを書いたり、カイルは家の中で何でも好きなことをしていました。
私の机は、大きな窓に面していて、ほどなくして私は、あることに気が付きました。それは、例え近所に野良猫がいたとしても、ほんの少ししかいないということです。時々、この辺りの猫が何匹かうちの庭にやって来るのですが、そのどれもが何かのタグが付いた首輪をしていました。
[PP.42-44]
私はまた、ネコはある時間までに家に帰っていなくてはならないことを知りました。法律によると、日没後に猫を外に出していると飼い主に100ドルの罰金が科せられるのです。屋内にいることで、猫は車に轢かれる機会も減るし、騒音を立てて隣人を悩ませることも、鳥や他の野生動物を捕まえる機会も減ります。
[P.44]
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1233123502
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1251877537
http://logsoku.com/thread/academy6.2ch.net/english/1257773511/101-200
http://blog.livedoor.jp/eigokyoukashoreview/archives/51501709.html
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6733504.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1442870489
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1153137076
1
うちの猫のカイルは、大阪で平凡な夫婦と平凡に暮らしている平凡な猫でした。でも2年前、彼は突然飛行機で空の旅をすることになりました。私の夫のトシが、オーストラリアのメルボルンの高校で1年間、日本語を教えることになったのです。カイルは私たちの息子同然だったので、残して行く事は考えられず、彼は私たちと一緒に来なければなりませんでした。しかし、世界一小さな大陸まで飛行機で行くことは、猫にとってピクニックに行くのとはわけが違ったのです。[PP.40-42]
2
まず第一に、彼は首の後ろの皮膚の下にマイクロチップを埋めてもらう必要がありました。そのチップは米粒くらいの大きさで、彼のID情報が入っています。獣医さんは私たちに、チップを埋め込むのは痛くはありませんと言いました。私たちは獣医さんの言葉を信じるしかありませんでした。第二に、恐ろしいことに、カイルは私たちと一緒に客席に乗ることはできませんでした。彼は荷物として積み込まれなければならなかったのです。荷物室にはエアコンがついているので、少
なくとも彼が凍死することはなさそうでした。私たちは、せめて彼のカゴが吠える犬の隣に置かれないようにと願うばかりでした。
しかし、最悪だったのは、カイルがオーストラリアに着いたときに、何か病気を持っていないかどうかを調べるために、30日もの長い期間、検疫所に留められる必要があったことです。農業国として、オーストラリアは動物の輸入に関しては極めて厳しいのです。例えば、ある国々から輸入された猫は、120日もの間検疫所に滞在する必要があります。
[P.42]
3
安心したことに、カイルはかなり上手く切り抜けました。多分ストレスのせいでちょっと体重は減ったけど、彼は大丈夫でした。私たちは、彼の体重が1、2キロ減ったのは実は彼にとって良いことだと思うことにしました。だってそれまで6キロを超えていたのですから。私たち3人は再び、メルボルンの郊外に借りた家で一緒に幸せに暮らし始めました。トシは平日は教師の仕事に出かけ、その間私は家で雑誌向けのエッセーを書いたり、カイルは家の中で何でも好きなことをしていました。
私の机は、大きな窓に面していて、ほどなくして私は、あることに気が付きました。それは、例え近所に野良猫がいたとしても、ほんの少ししかいないということです。時々、この辺りの猫が何匹かうちの庭にやって来るのですが、そのどれもが何かのタグが付いた首輪をしていました。
[PP.42-44]
4
後で私は、隣人から全ての飼い猫と飼い犬は法律で登録しなければならないことを教えられました。ペットが外に出るときはいつでも、登録番号の付いたタグを身に付けなければなりませんでした。マイクロチップも強く勧められていました。もし迷い犬や猫が捕まえられると、タグやマイクロチップからのID情報で飼い主に返すことができます。さらに、犬や猫を捨てると多額の罰金を払うはめになります。最高で1000ドルということもあります。私はまた、ネコはある時間までに家に帰っていなくてはならないことを知りました。法律によると、日没後に猫を外に出していると飼い主に100ドルの罰金が科せられるのです。屋内にいることで、猫は車に轢かれる機会も減るし、騒音を立てて隣人を悩ませることも、鳥や他の野生動物を捕まえる機会も減ります。
[P.44]
5
興味がわいたので、私は他の英語圏の国々のペット所有者のルールについて、ネットで検索してみました。私はすぐに、犬や猫の登録は、合衆国やイギリス、カナダ、ニュージーランドでは全く普通のことだとわかりました。多くの国がマイクロチップを付けることを強く勧めていました。検索結果から私は、日本の犬や猫のことを考えさせられました。恐らく、日本はもっと厳しいペット登録制度と、動物を捨てることに対して重い罰金を科する法律が必要です。そうすれば、多分日本のペットの飼い主ももっと責任を持つようになるでしょう。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1233123502
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1251877537
http://logsoku.com/thread/academy6.2ch.net/english/1257773511/101-200
http://blog.livedoor.jp/eigokyoukashoreview/archives/51501709.html
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6733504.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1442870489
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1153137076
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