2011年4月11日月曜日

[P.6]Part 1: Prep 1 テキスト・メッセージング

 この文章の始めの部分が分かるだろうか。“My smmr holswrWOT.B4, we used 2go2NY2Cmy bro . . .”
 この文章は、携帯電話のテキスト・メッセージで使われている形式の英語で書かれた。携帯電話のテキストメッセージ(SMS)は1990年代後半に普及した。最初は携帯電話キャリアから顧客へ連絡をする際に使われていたが、後に顧客同士でのテキスト・メッセージが送られるようになった。特10代の若者たちはこのテキスト・メッセージを好み、それ専用のテキスティングと呼ばれる新たな言語を生み出し始めた。
 メッセージは短くなければならない。なぜなら最大でも160文字しか打てないからである。160文字というのは、すべての文字記号数字、スペースさえも含む。だから、言葉をより短くすることが一般的になっていたのである。一文字が一つの単語を表すこともある、例えば"r"は"are"の代わりに、"u"は"you"の代わりに、そして"2"は"to"の代わりになるといった具合に。いくつかの文字がフレーズを表すこともある、例えば"BTW"が"by the way"という意味になる。単語の中のアルファベットを抜くこともある。"please"を"pls"と書いたりする。(先ほどの一文は、「私の夏休みは時間の無駄だった。昔はニューヨークにいる兄弟に会いにいったのだが…」と読める。)
 若者たちの多くは、この省略形式を他の形でも同様に使用する。このために、親や先生の中には、子供が正しいスペリングができずに、ちゃんと正しく書けなくなってしまうのではないかと心配になっている人もいる。

http://blog.livedoor.jp/eigokyoukashoreview/archives/51483024.html#more
http://124.103.209.72/BBS/Study/eng/bbs23.cgi

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