1347年、一隻のイタリア船が東洋からの旅を終えてイタリアのメッシーナ(シチリア州)へ帰港した時に、いわゆるペスト(黒死病)を持ち込んでしまった。それはヨーロッパ中にあっという間に広まった。正しい対処法を何も知らなかったからである。ほとんどの人々は神の怒りに触れたからだと思った。
黒死病は,歴史上最も悲惨な天災の一つだった。1347年から1351年にかけて、ヨーロッパでは3人に1人がペストで死んだ(パリだけでも50,000人もの人々が、この恐ろしい病気のために死ん
だと推測される)。
治療法も、この疫病の原因も、数百年後にペストの原因菌が見つかるまで誰も分からなかった。菌の媒介はネズミに寄生するノミがするのだが、このネズミの数を抑制できるネコは、魔女狩りのとばっちりで駆除されまくっていたのだった。
http://blog.livedoor.jp/eigokyoukashoreview/archives/51483127.html
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